なぜ他の人が作成したWebページを見ることができるのか?

自宅のパソコンにインストールされている Internet Explorer 等のWebブラウザで,http://www.hiroshima-cu.ac.jp/ と入力すると,広島市立大学のWebページを見ることができます.また,http://www.yahoo.co.jp/ と入力すると,ヤフーのWebページを見ることができ,ニュースや天気予報といった情報を得ることができます.

ネットワーク

上図にあるように,広島市立大学のWebのデータは広島市立大学施設内のコンピュータの中に入っています.今は,自宅のパソコンと広島市立大学にあるコンピュータの間は雲の中にあり見ることはできませんが,体験授業の中で,雲で表わされるインターネットの中の仕組みについて簡単に説明をしていきます.


Webアドレスは誰が決めるのか?

広島市立大学のWebページであれば,www.hiroshima-cu.ac.jp とWebアドレスを入力しますが,このWebアドレスは誰が決めているのでしょうか?勝手に名前を付けても良いものなのでしょうか?


結果としては,重複したWebアドレスがあるとそのページへのアクセスができないといった問題が発生するため,日本国内では,株式会社日本レジストリサービス (JPRS) が登録受付や管理を行っています.何か自分で付けたいアドレスがある場合は,みなさんも登録をしてみてください.ただし,お金がかかりますし,すでに他の人がすでに使用しているWebアドレスを使う事はできません.

FQDN

上図にあるように,Webアドレスには組織名称,組織の属性,国名といった情報が含まれています.



コンピュータにも住所がある

IPアドレスはインターネットに接続されている世界中にあるコンピュータ一つ一つの住所を示すものになります.先ほど説明したWebアドレスは,私たち利用者が理解しやすく,使いやすい物となっています.一方,IPアドレスはコンピュータが理解しやすく,使いやすい物となっています.そのため,自宅のWebブラウザに入力したWebアドレスは,コンピュータが理解できるネットワークの中では,IPアドレスに変換されて使用されています.このIPアドレスがコンピュータの住所となりますので,同じアドレスが複数個あってはいけません.

IPアドレス

IPアドレスもWebのアドレス同様に,ICANN (Internet Corporation for Assigned Names and Numbers) と呼ばれる民間の非営利団体により管理されています.IPアドレスを使用して,自分がアクセスした広島市立大学のコンピュータを探し,そのコンピュータから自宅のパソコンまでWebのデータをダウンロードします.


http://がなぜ必要なのか?どういう意味があるのか?

WebブラウザにWebアドレスを入力する際に,なぜ http という単語が必要なのでしょうか?http とは,HyperText Transfer Protocol の略で,Webページを公開しているコンピュータと,自宅のパソコンのWebブラウザ間において,データを送受信するために使用されるプロトコルのことです.プロトコルとは,データの送受信のために決められたルールのことで,このルールは,IETF (Internet Engineering Task Force) と呼ばれる標準化組織の中で決められます.様々なWebブラウザは,このルールに従って作成されています.ルール通りに作成されていないWebブラウザは,当然,インターネット上では動作することができません.

http

体験授業では,将来の新しいネットワークシステムを開発するために,まずはネットワークの簡単な仕組みについて勉強してみましょう.




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